各科目の講義内容・ねらい・プログラム
科目名 | 講義時間 | 講義内容・ねらい | プログラム |
---|---|---|---|
「コンテンツ概論」 講師:五味 大輔 氏 |
1.5h (1.0h) |
「コンテンツ」とは何かを理解する。そして、コンテンツビジネスを、様々な視点から体系的に理解する。コンテンツビジネス領域で求められる知的財産アナリストの役割と視点を理解する。 そして、各科目の必修ポイントを理解し、受講に備える。 |
<オンデマンド講義(事前配信)> 1.コンテンツとは 2.コンテンツの構造 3.コンテンツとメディアとプラットフォーム 4.コンテンツの展開 5.コンテンツの展開におけるリーガルとファイナンス <ライブ講義(当日)> 6.1~5の実務と具体例 7.アナリスト的視点と課題 8.本講座の概要とポイント |
「マーケティング」 講師:後藤 啓一 氏 |
3.0h (1.5h) |
本科目は、「顧客指向を土台として戦略的に計画し、活動する」際に基盤となる知識/能力の獲得をめざす。 具体的には、事業を提案、分析/評価、推進する際に有効な、4つの基本フレームの習得を中心とする。 また、本講座を構成する各科目を横断的に整理し、有機的に結びつける役割を担う。 |
<オンデマンド講義(事前配信)> 1.知財アナリストとマーケティングの関係 2.4つのフレームワーク <ライブ講義(当日)> 3.実践演習 |
「コンテンツビジネスモデルⅠ」 ビジネスモデルと市場動向 講師:森 祐治 氏 |
2.0h | コンテンツビジネスにおける基本的な手法(どうやって一つのコンテンツから多くの価値を生み出すか)を理解する。 コンテンツという幅広い概念を整理し、制作や流通などコンテンツ産業を構成するビジネスモデル、経済モデルを俯瞰しながら理解する。 |
1.コンテンツ産業の定義と現状 2.コンテンツのビジネスモデルと構造 3.コンテンツビジネスの経済モデル |
「コンテンツビジネスモデルⅡ」 ビジネスモデルの応用 講師:森 祐治 氏 |
2.0h | 企業や自治体などでコンテンツを活用したプロモーションを行うため、あるいは自社製品などにコンテンツを組み合わせて付加価値向上を実現するために必要な戦略を、その応用領域や活用事例から理解する。 | 1.コンテンツ企業の戦略 2.コンテンツビジネスの応用領域 3.コンテンツの活用事例 |
「コンテンツビジネスモデルⅢ」 技術から見たコンテンツ戦略 講師:丹羽 恵久 氏 |
2.0h | 関連技術の進化が、コンテンツビジネスにどの様な影響を与えてきたか、具体例を元に理解する。 加えて、今後の技術進化に伴い、コンテンツビジネスにどの様なチャンス・脅威が考えられるかについて、理解する。 |
1. 今、何が起きているか? 2. 既存コンテンツの魅力化 3. 新たなコンテンツの登場 4. コンテンツの高付加価値化に向けて、何をすべきか? |
「コンテンツ業界のデータ活用」 ~データマーケティングの活用事例~ 講師:福島 泰 氏 |
2.0h | コンテンツビジネスにおいて、データを用いた客観的かつ論理的な分析を行うために、数値を読み解く際の注意点や、リサーチを実行する上でのポイントを理解する。 | 1. データ活用のための基礎知識 2. リサーチの種類と活用法 3. コンテンツ業界のデータ活用事例 |
「契約戦略」 コンテンツと法制度 講師:村尾 治亮 氏 |
3.0h | コンテンツを活用するビジネスにおいて、戦略的判断に資する契約実務に求められるリーガルスキルを、具体的事例やワークショップを通して理解する。 | 1. 事例からリスクを読み取るケーススタディ 2. 契約に求められる戦略的思考 3. コンテンツビジネスに関する契約実務 |
「ファイナンス」 コンテンツへの投資と回収 講師: 仙石 実 氏 |
1.5h (2.0h) |
身近な映画や企業の事例を題材に、コンテンツへの投資と回収の実態やリスクについて理解する。 また、コンテンツに関わるファイナンス基礎的な知識を身に付ける。 加えて、ファイナンスの基礎的な知識をベースにM&Aに代表されるコンテンツの評価手法についてワークショップを実施し、理解を深める。 |
<オンデマンド講義(事前配信)> 1. コンテンツへの投資と回収 2. コンテンツファイナンスの種類 -コーポレートファイナンス -プロジェクトファイナンス 3. コンテンツのプロジェクトファイナンス 4. コンテンツの会計及び税務 -コンテンツ製作の会計及び税務 -コンテンツ制作の会計及び税務 5. コンテンツのM&A -日本基準と国際財務報告基準(IFRS) 6. コンテンツの評価方法 <ライブ講義(当日)> 7. ワークショップ -M&Aにおけるコンテンツの評価 |
「アウトプット(ワークショップ)」 講師:五味 大輔 氏 |
4.5h | 本講座のまとめとして各科目で学んだ知識・スキルを再確認し、コンテンツのビジネス展開を知的財産アナリストとして経営陣やクライアントなどに提案出来るスキルを身に付ける。 グループワークでは、各科目や各視点の理解度を確認しながら、認定試験(実技試験)の準備を行う。 |
1. いくつかのケーススタディにグループワークとして取り組む 2. 認定試験(実技試験)の準備と要点解説 |
「コンテンツの価値評価」 コンテンツの価値を紐解く 講師:田中 康之 氏 【オプション科目】 |
2.0h (1.5h) |
各科目で学んだ知識から、コンテンツの価値要素となる項目を抽出して、簡単な定量評価モデルを作り、コンテンツの選択を定量的に行うコンテンツの価値評価手法の事例を紹介します。そして後半では様々な種類のコンテンツの事例を使い、ワークショップを通して、コンテンツの価値評価への理解を深めて頂きます。 | <オンデマンド講義(事前配信)> 1. コンテンツの価値要素の抽出を行う 2. コンテンツを定量価値評価する 3. コンテンツの価値評価結果を分析する <ライブ講義(当日)> 4. サンプルコンテンツを用いたワークショップ |
※上記内容は予告なく変更する場合があります。